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ラジオゲスト☆レイオーディオの「木下正三」さま☆(2012年12月23日・30日)

2012年12月23日(日)・30日(日)放送


            
              レイオーディオの木下正三さま 


ラジオのゲストとして、レイオーディオの木下正三(きのした しょうぞう)さまがお越し下さいました。
木下正三さんは、世界22カ国に、420セットものモニター・システムを導入されています。
その全てを、なんと、自らの手で作られています。
彼の作るモニター・スピーカーは、「Kinoshita Monitor」 と呼ばれ、海外でも
大変高く評価されています。

そんな偉大な木下さんが、なんと、ラジオ収録のために、 Kim Studio にお越し下さいました。

木下さんが提唱される【芸術オーディオ】について
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(ラジオ番組での対談より、木下正三さまのお話を抜粋)

よく使う例え話に、「ミロのヴィーナス」があります。
ミロのヴィーナスは、ルーブル美術館に行けば本物が見られますよね。
でもその存在自体は、教科書や写真、石膏像で見たりして、知ってはいる。
しかし、実物の前に行って受ける感動とか、感銘、その圧倒的な何か、大きさというものは、
実際に見ないと想像もできない。それが「本物の芸術」のすごさなんです。
このすごさは、やっぱり、代用品ではなかなか伝わるもんじゃない。

僕が提唱している「芸術オーディオ」というのは、それを実物として感じられることが目的です。
だから、「箱根にぜひ来て下さい」というのは、つまり、
「ミロのヴィーナスを見たかったら、フランスまで行くでしょう?」という意味なんです。
「遠いからちょっと」という話ではないんです。
そして、聞いた人は皆、大きな感銘を受けて、「本物を知るっていうのは、こんなに
豊かな気分になるんですね」と、その価値がわかるわけです。

「本物を知る」ということと、情報としての音楽、「こういうのが今流行ってますよ」
というレベルで聞くのとは、大きな違いであり、全く違う体験なんです。
せめて、本物を知る。
知った人と知らない人は、もうその日から違うんだということを、もっと自覚するべきだし、
そして、もっと貪欲にそれを求めるべきだと思うんですね。

僕が、箱根に移る時の1つの動機は、今までの世界と縁を切ることだったんです。
言ってみれば、メディアとか、オーディオ・マニアの世界と縁を切って、
純粋に、音楽ファンのための世界に切り換えようと。
それは同時に、オーディオだけを聴くことを目的にした人が来るのではなく、
音楽を聴くということで、更に、「なるほど、オーディオも生の音楽も差がないんですね」と。
聞いた時に、「感動したぁ、思わず手叩いた・・・あ、今のCDだった」という、
そういう世界を実現するべきだと思いましてね。
で実際に、ライブのコンサートとオーディオのコンサートを、2部構成でやったりしているわけです。

1部では、ピアノや声楽など、生演奏とともに聴いていただく。
そして第2部では、突如として、オーディオで、場合によっては大音響のロックも含めて、
ジャズもあればクラシックもある。オーケストラはさすがに生は持ってこれませんが、
CDをかければ、オーケストラがそこに、目の前に出てくる。
で、どっちも手を叩いてしまう、という世界が、まさに存在しているんですね。
こういう環境があれば、だんだんと理解も広まるんじゃないのかなぁ、と。

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【参考】
 ・『芸術オーディオへの道 開拓者 木下正三』
 ・レイオーディオのHP

          
        木下さんが設計して下さった Kim Studioのモニター・スピーカー

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【芸術オーディオ・コンサート『伊藤圭一のサウンド・クオリア』 開催のお知らせ

箱根の芸術オーディオ・サロンで、伊藤圭一をゲストとして迎えてのコンサートを実施いたします。
開催日は、3月23日(土)です。
遠方の方、終了後に宿泊してお帰りになりたい方のことも考慮して、ゆっくりご宿泊頂けるプランも
ご用意しておりますので、遠方の方も、ぜひお越し下さい。


昨年12月、木下さまをゲストにお招きした対談が大好評だったため、特別に企画いたしました。

世界中のプロフェッショナルが信頼を寄せるスピーカーで聴く音楽。
人間が聴くことのできる最低音ともいえる、20Hzまでも伸びた、低音の迫力。
スピーカーの存在を忘れる、リアリティ溢れるサウンド。

それを実際に生で体験できる、貴重な機会です。
専門的な知識は、一切必要ありません。
音楽、あるいはオーディオに興味があれば、どなたでも愉しめます。

また今回は、この『伊藤圭一のサウンド・クオリア』を、
Kinoshita Monitorでお聴きいただこうという試みも予定されております。
いわば、ライブで楽しむ「サウンド・クオリア」です。
ぜひお越しいただければ幸いです。

【芸術オーディオ・コンサート『伊藤圭一のサウンド・クオリア』詳細は、コチラ!
                     ↓↓↓

             


まずは、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
3月23日(土)に実施予定の
芸術オーディオ・コンサートについてのお問い合わせ・お申し込みは、コチラ!


        
                 箱根の芸術サロン 外観

        
                 箱根の芸術サロン 室内


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(ラジオ番組より、伊藤圭一のトークを抜粋)

以前、「自分を癒す音作り」というタイトルで、
雑誌に私の記事が掲載されました。

そこでは、2つの波形図を並べて、
CDの音と、携帯電話の音とを比較していました。

携帯電話では、倍音が見事になくなり、
細かい音のニュアンスが消えてしまっているのが、一目でわかります。

携帯電話や携帯プレーヤーでは、
こんなにも情報量のない音や音楽を、私たちは聴いているのです。
人間の耳は、もっともっと色んな音を聞き取れるのに、
もったいないです。

だから、もっと良い音を聞いてください。
良い音で、音楽を聞いてください。

ある、北ヨーロッパの学者の研究によれば、
倍音を充分に含んだ音楽を聞かせると、自殺率や、自殺願望が下がるとさえ言われます。

だから、より良いスピーカーで、聞いてください。
より良いヘッドフォンで、聞いてください。

美しくて質の高い音楽を聴いてください。

美しい空気の中で、気持ちいい風に吹かれるように、
美しい音のシャワーを浴びてください。

そうすれば、心が穏やかになります。
幸せな気持ちになります。
安らぎのある、人生が送れます。


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